思い出づくり研究所レポート

フォトブックで遠くの祖父母や親に思い出とメッセージを届ける

孫の写真をフォトブックにして祖父母や親へ贈る

写真を定期的に送ってあげれば、祖父母や親は孫の成長をより身近に感じられます。このとき、ただ写真だけを送るのではなく、フォトブックの形にして送るのがおすすめです。
フォトブックは1冊から注文できるプライベート写真集です。専用のソフトをダウンロードすれば、家のパソコンで編集して、Webで注文ができます。Webでの注文時に祖父母の住所を入力すれば、完成したフォトブックを直接届けることもできて便利です。
フォトブックの利点は複数の写真を1冊の本のように見せられることです。受け取った祖父母や親は孫のさまざまな表情を見られるうえ、写真と、その次に撮られた写真との間に何が起こり、どんな変化があったのかを想像しながら見ることができます。それにより、家族の楽しげな雰囲気が伝わり、思い出を共有しやすくなるのです。
祖父母や親はフォトブックを見ることで、その思い出を物語のように感じ、一緒に体験したかのような気分になれます。子供や孫の成長を共有することができるので、なかなか会えない期間でも、遠くに住んでいることを感じなくなります。

祖父母や親に送るのであれば、見ていて楽しく、撮ったときの雰囲気がより伝わるようなフォトブックにしたいものです。ここではフォトブックで思い出を物語のように伝えるための、ちょっとした工夫を紹介します。

1:時系列で載せる

時系列に並べることで写真と写真の間に時間の流れができます。そのため、見ている人は物語のように何が起こったのかがわかります。特に家族旅行のフォトブックでは、出発の場面から始め、帰りの車中の写真で終われば、祖父母や親も一緒に旅をしているかのように見ることができます。

2:人が写っていない写真も載せる

風景や、おみやげなど、もの、景色だけが撮られた写真を載せるとページに変化がつけられるので、見ていて楽しいフォトブックになります。例えば、左ページには食べ物だけの写真を載せ、右ページにそれをおいしそうに食べている写真を載せるのもいいでしょう。何を食べているのかがわかるので、祖父母や親はにおいや味を想像しながら見ることができます。

3:写真にコメントをつける

Webで注文すればフォトブックにコメントを入れられます。どんな状況で撮られた写真なのかを想像させるためには、行った日付や地名を入れるだけでも効果的です。また、そのときの状況や気持ちをコメントで入れれば、写真を見ただけではわからない部分も伝えられます。

そのときの気持ちや状況を説明するコメントを入れれば、思い出がより伝わります

そのときの気持ちや状況を説明するコメントを入れれば、思い出がより伝わります

手紙の代わりにフォトブックを送る

誕生日や記念日など特別なときは祖父母や親に手紙を送る人も多いでしょう。そのとき、代わりにメッセージを入れたフォトブックを送ってみてはいかがでしょうか。
手紙よりもしっかりとしたつくりなので、本棚に並べて保存しやすく、見返しやすいのもポイントです。また、メッセージと一緒に写真で表情を見られるため、祖父母や親にとって子供や孫をより身近に感じられます。特に大切な日なら印象的なプレゼントになるので、祖父母や親の思い出にも残ります。

祖父母や親へのフォトブックをつくるときは、家族でアイディアを出し合うのも楽しいものです。どの写真にどういうコメントをつけるかを話し合えば、コミュニケーションも増えますし、撮ったときのことも思い出せます。このフォトブックのために新たな写真を撮れば、普段はあまり撮らない表情の家族写真も増えることでしょう。
メッセージ入りのフォトブックを送れば、祖父母や親と話したときに「この写真はどんなときに撮ったの?」といったコミュニケーションが生まれます。つくったときのエピソードを話せば、祖父母の前ではあまり見せない孫の表情も伝わることでしょう。

フォトブックを送ることで、祖父母や親とのコミュニケーションが増えます。写真が1冊にまとまっているので、祖父母や親も整理して見返しやすく、子供や孫の成長を手元に残すことができるのです。