思い出づくり研究所レポート

家族写真を飾っている家庭の1/4が毎年のように家族旅行をしている

6割の家庭で家族写真を撮っていないことがわかりました。しかし、撮った写真を飾っている家庭はどのくらいいるのでしょうか。
そこで、家族写真を家の中に飾っているかどうかも調べてみました。

半数近くが家族写真を飾っていない

調査の結果、約半数の家庭で家族写真が飾られていないことがわかりました。
次に、実際に飾っている家庭と飾っていない家庭とで、家族のコミュニケーション頻度に変化があるかどうかを調べてみました。まずは、写真を飾っていない家庭です。

写真を飾っていない家庭の3割がほとんどしゃべらない

次に、写真を飾っている家庭ではどうなのかを調べてみました。

4人に1人は家族旅行をしている

家族写真を飾っていると答えた人のうち、25%の人が毎年のように家族旅行をしていると答えました。家族写真を飾っていない人の6倍以上もの家庭が家族旅行をしていることがわかります。家族で旅行したときの写真を飾っていて、それを見た家族で思い出話が盛り上がり、「またどこかに行きたいね」という流れになるのかもしれません。

逆に、家族でほとんどしゃべらない、と答えた人は写真を飾っていない家庭が飾っている家庭に対して6倍にものぼることもわかりました。

このように写真を飾ることと家族のコミュニケーションには強い関係があることがわかりました。 家族写真があれば、それを通じて撮ったときの思い出話になります。しかし、家族の写真を撮っても目にする機会がなければ、家族の会話が弾むことはありません。家族の写真が飾ってあれば、そこから会話が生まれ、家族のきずなが強くなります。

こうやって家族の写真を飾っていれば、子どもが大きくなり、自分の家庭を持ったときにもその習慣が受け継がれ、親子3代での写真も撮って飾るようになるかもしれません。
また、写真が飾ってあれば、やがて生まれてくる孫に「お父さんの小さなころはああだった」「あのころのお母さんはね、こうだったんだよ」という話もできることでしょう。