そうはいっても、実際に身内が亡くなったときは遺影を急遽つくるケースが多いでしょう。
そうなると葬儀社や写真スタジオに頼んでつくってもらうことになります。その場合は過去の写真からいいものを見繕って渡します。
では、遺影として使う写真は亡くなるどのくらい前のものがいいのでしょうか。実際にどのくらい前のものが遺影として使われているのかを調べてみました。
亡くなる5年前までの写真を使うのが一般的
調査の結果、亡くなる5年前までの写真を使用するのが一般的のようです。あまり前の写真を使ってしまうと違和感があるので、指定されている場合を除けば、5年以内を目安に選ぶべきです。
特に孫がいる場合は、あまりに若いころの故人の写真を使うと、孫にとってのおじいちゃん、おばあちゃんのイメージと遠いものになってしまいます。元気だったころの写真の中で、できるだけ最近のものを使うといいでしょう。
しかし、いざ写真を探してもなかなかない、ということもよくあることです。
それを避けるためにも、年末年始など家族が集まったときに写真を撮っておくことをおすすめします。特に遺影を意識して撮る必要はありません。撮った写真をあげれば相手は喜びますし、あとで見返せば一緒に過ごした日々を思い起こすことができます。
Vol. 25
撮りっぱなしで思い出写真をなくす前にできること
Vol. 24
人間関係を築くきっかけや、自分を見つめ直す機会となる
Vol. 23
年賀状の写真を決めるタイミングで、今年の写真を整理
Vol. 22
デジタル時代に変わり、撮影者の視線が多様化
Vol. 21
思い出を呼び起こす写真は、匂いや音が感じられるもの
Vol. 20
過去・現在・未来。思い出はそれぞれの時間をつなげる
Vol. 19
思い出を振り返るだけでなく、新しい思い出も加わる
Vol. 18
作り込んだ写真年賀状の効果を分析する実験
Vol. 17
フォトブックを作成して、自分の価値観を分析する実験
Vol. 16
昔の「気になる」写真で自分磨きのきっかけに
Vol. 15
「好き」「きらい」をテーマに撮って、これからの自分の課題を発見
Vol. 14
「撮っても選ばない」で、違いが出る個性
Vol. 13
思い出写真は、自分のことを相手に伝える近道
Vol. 12
いよいよ思い出を人生に活かす実験がスタート
Vol. 11
思い出は写真に。
写真を整理すれば未来が見えてくる
号外
震災のがれきから思い出を救う
Vol. 10
7 割の祖父母や親が
孫や子供の写真を持ち歩いている
vol.9
3人の2人が
ペットの写真を持っていない
vol.8
7割の人が家族旅行をしていない
vol.7
3人に2人が
家族写真を撮らなくなっている
vol.6
家族を安心させる遺影の作り方
vol.5
7割の人が人物写真の撮り忘れで
後悔 旅行中の写真撮影
vol.4
写真整理は3ヶ月に1回が6割
vol.3
デジタル画像保存の落とし穴
vol.2
カメラを片手に思い出を残そう
vol.1
思い出をつくる、のこす