思い出づくり研究所レポート

旅行後には集合写真のほかに2、3枚のスナップ写真を

旅行から帰ってくれば、友だちと写真を見せあったり、友だちにあげたりする機会も多いでしょう。
友人の写真を見て知らなかった友だちの一面に気づくこともあり、楽しいものです。
しかし、数ある写真の中から、どんなものをあげればよいのか迷ってしまうことはありませんか? 相手が欲しい写真は自分が考えているものと違うものなのかもしれません。

旅行後、人にあげる写真

どんな写真を人にあげているのかを調査したところ、約8割の人があげる相手の写っている写真や集合写真といった人物写真を渡していることがわかりました。
では、もらう相手はどんな写真が欲しいのでしょうか。

旅行後、もらうとうれしい写真

こちらは回答にばらつきが見られました。やはりみんなで撮った写真や自分が写っている写真を欲しいと答えている人も多いですが、注目すべきは約2割の人が答えている「ふとした瞬間のスナップ写真」です。  「人にあげる」と回答した人はほとんどいませんでしたが、もらう側は意外とうれしいもののようです。そこで、人に写真をあげるときは集合写真や相手が写っているものと一緒にスナップ写真を1~2枚入れておくのもいいのではないでしょうか。そこから旅行の思い出話で盛り上がり、楽しいひとときを過ごすことにもなるかもしれません。

人にあげるときは撮った写真を自然と見返します。撮った写真を見返すことで思い出すことも多く、その旅行がより強い思い出として残るのです。そして、そこで思い出したことを一緒に行った友だちや家族と共有することで、「自分だけの思い出」から「みんなの思い出」となります。
そのメンバーが集まれば、必ずその旅行の話をする。そんな思い出になれば、いつまで経っても色あせず、かけがえのないものになるはずです。