印刷した写真があれば、思い出が共有できる。
人にあげるときや見せるときは、画像データのままではなく印刷する人がやはり多いようです。印刷した写真を囲み、思い出話に花を咲かせた経験はありませんか。
しかし人に見せるなら、なおさら印刷で失敗したくないところ。では、写真を印刷するときはどうすればいいのでしょうか。
写真を印刷する手段は大きくわけて2つあります。家庭用のプリンターで印刷する方法と、写真店で印刷してもらう方法です。
家庭用プリンター
は質が高くなり、キレイに印刷できるようになりました。また、色味やサイズを変更する機能が備わっているものもあり、自分で写真を印刷する楽しさも味わえます。
プリンターを買うときは、インクの価格や種類に注意するといいでしょう。プリンター本体の価格が安くても消耗品であるインクが高ければ、結果的に割高になってしまいます。また、1色ごとにインクが独立している独立型カートリッジなのか、複数の色がセットになった一体型インクカートリッジなのかもポイントです。一体型カートリッジは入っている色の1色がなくなってしまえば全部を交換しなければいけません。まんべんなく色を使って印刷をしているのならばインクの減りが均等になりますが、そうでないならば他の色がまだ残っているのに交換、ということになってしまいます。
特に年賀状印刷など大量に印刷する場合。同じ絵柄を印刷するので、その絵柄に多く使われている色ほど減りが早くなってしまいます。一体型だと他の色のインクが残っていても、交換しなければなりません。独立型なら減った色だけを交換すればいいので無駄が少なくなります。しかし、インクは放置しておくと劣化してしまいます。印刷の使用頻度が低いのであれば一体型のカートリッジを使って、1色がなくなったときを機会に総入れ替えするのもいいでしょう。
写真店でのプリントはとにかくキレイに仕上がり、失敗もないので、「人にあげたい、見せたい」人には特におすすめです。カメラのキタムラのネット注文
なら、1枚あたり、約12〜30円です。最短1時間で仕上がるので、ネットで注文後、仕上がりの時間に合わせてお店へ行けば、待つこともありません。
受け取った写真の色合いがイメージと違った場合には無料でプリントし直せるお店があるのも写真店のいいところ。細かい調整などはなかなか自分ではできないので、特に大事な写真は写真店でプリントすると安心です。
写真を囲んで語り合う。思い出も絆も強くなる。
データならばメールで画像はすぐに送れます。しかし、その場に相手がいないため、そこから話がはずむことはなかなかありません。ですが、プリントした写真を渡せば、必ずそこには会話が生まれます。思い出話に花が咲き、自分と相手の結びつきが強くなることもあるでしょう。
印刷した写真を人にあげたり、見せたりすることで、またひとつ大切な思い出が増えるのです。
Vol. 25
撮りっぱなしで思い出写真をなくす前にできること
Vol. 24
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Vol. 23
年賀状の写真を決めるタイミングで、今年の写真を整理
Vol. 22
デジタル時代に変わり、撮影者の視線が多様化
Vol. 21
思い出を呼び起こす写真は、匂いや音が感じられるもの
Vol. 20
過去・現在・未来。思い出はそれぞれの時間をつなげる
Vol. 19
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Vol. 18
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Vol. 17
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Vol. 16
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Vol. 15
「好き」「きらい」をテーマに撮って、これからの自分の課題を発見
Vol. 14
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Vol. 13
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Vol. 12
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Vol. 11
思い出は写真に。
写真を整理すれば未来が見えてくる
号外
震災のがれきから思い出を救う
Vol. 10
7 割の祖父母や親が
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vol.9
3人の2人が
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vol.8
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vol.7
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vol.6
家族を安心させる遺影の作り方
vol.5
7割の人が人物写真の撮り忘れで
後悔 旅行中の写真撮影
vol.4
写真整理は3ヶ月に1回が6割
vol.3
デジタル画像保存の落とし穴
vol.2
カメラを片手に思い出を残そう
vol.1
思い出をつくる、のこす