●2024年度とっしー写真部レポート<中村敏郎講師>

聖徳太子生誕の地橘寺と初秋の飛鳥路[2024年9月21日(土)] 
明日香村 橘寺周辺

初秋の明日香は、古刹を背景に色づいた稲穂や畦に咲くヒガンバナが
美しく、写真撮影に最適の季節です。

集合後、作例を見ながら今日の予定と撮影方法についてレクチャーを
受けました。まずは聖徳太子ゆかりの橘寺周辺の棚田で、
畦に咲くヒガンバナを撮影しました。今年は夏の異常な暑さの影響で、
例年のように一面に咲くヒガンバナは見られませんでしたが、
少ない花をたくさんあるように見せるのも写真のテクニックです。
構図を工夫したり、アングルを変えたりと、皆で悪戦苦闘しました。

後半は橘寺境内での撮影です。境内には寺の名前の由来となった
橘の樹が黄色い実をつけ、芙蓉の花がきれいに咲いていました。
前ぼけを工夫した花の撮影や、青空や建物を背景にした撮影など、
暑さを忘れてシャッターを押し続けました。

明日香の美しい風景とともに、充実した撮影会となりました。

 提灯と地蔵盆で楽しむならまちの夜[2024年8月24日(土)]
「奈良市 ならまち・元興寺」


  • とっしー写真部は元興寺の地蔵盆に合わせて撮影会をおこないました。
  •  

  • 明るい時間帯には、みんなで境内を巡り、撮影スポットを探したり、
  • 構図を考えたりと、写真談義に花が咲きました。

  • 特に印象的だったのは、読経の声が響き渡る中、僧侶の方々が無数の
  • 灯明と石仏の間を進む様子です。
  • カメラのシャッター音が響き渡る中、それぞれが感じた美しい瞬間を
  • 切り取ることができたのではないでしょうか。
  •  
  • すっかり夜になった後は、提灯の灯りが温かい「ならまち」を散策。
  • そして、猿沢池に映る赤い提灯の姿は、夏の夜ならではの美しい
  • 光景でした。
  •  
  •  今回の撮影会では、
  • 歴史ある元興寺やならまちと「灯り」が織りなす、奈良の特別な魅力を
  • 再発見できたのではないでしょうか。
  •  
  • 次回は、飛鳥橘寺を背景に彼岸花の咲く風景を撮影の予定です。


 滝と新緑が創り出す自然のアート[2024年7月13日(土)]
「三重県名張市 赤目四十八滝」

  • 713日、とっしー写真部の皆さんと奈良県と三重県の県境に広がる
  • 「赤目四十八滝」へ撮影に行ってきました。

  • 滝と新緑の風景を撮ることが目的でしたが、前日までの雨で増水
  • しているという情報があり、実施が心配されました。
  • しかし、当日は曇り空で撮影には絶好の天気となり、涼しい渓谷で
  • 快適に撮影を楽しむことができました。

  • 三脚を使いながら、シャッター速度や構図を工夫し、美しい風景を
  • 撮影しました。「千手滝」という滝まで歩き、そこで折り返して
  • 解散しました。

  • 撮影の合間には軽食を取りながら、和やかなひとときを過ごしました。
  • 今回の撮影会も、メンバー同士の交流が深まり、とても充実した
  • 一日となりました。
  • 次回の撮影会も楽しみにしています。


 関西随一のあじさい寺[2024615日(土)]
「大和郡山市 矢田寺」

  • 6月のとっしー写真部は、別名「あじさい寺」として名高い
  • 矢田寺を訪れました。

  • 境内は、この季節になると紫色の花で埋め尽くされます。
  • なだらかな丘陵の中腹にある境内からは、奈良盆地を一望できます。
  • その分、階段は200段を超えており、お目当てのアジサイを見つける
  • までに青息吐息。
  • 「あー、しんどい~」と、実感のこもった関西弁が飛び交いました。

  • 天候は絶好の花曇りでした。日本の地蔵信仰の発祥地とされる
  • 寺院に咲く約6010000本のアジサイというシチュエーション
  • なので、「背景を意識して撮る」ことを心がけました。
  • 回廊のようなアジサイ庭園やお地蔵さんの背景に咲くアジサイは、
  • 絶好の撮影スポットなので頑張りました。
  • 帰りは奈良盆地の絶景を眺めながら、階段を良い気分で降りて
  • いきました。



 新緑眩しい春日大社で鹿と朱塗りの風景を撮る [2024年5月11日(土)] 
「奈良公園 春日大社

5月11日、とっしー写真部本年度第1回撮影会は、
新緑眩しい奈良公園で開催しました。

集合場所は、春日大社表参道に面した広大な芝生の原「飛火野」。
森の木陰で挨拶を済ませると、早くも鹿が私たちに近づいてきます。
鹿をモデルに撮影会がスタート!


お天気は快晴すぎて木漏れ日が撮影の妨げに… 
予定していた萬葉植物園のフジは例年より早く散ってしまい、
急遽春日大社へ直行。
3000基もの石灯籠が新緑の苔に覆われた幻想的な景色、
朱塗りの建物とモミジの鮮やかなコントラスト。 

朱塗りの柱の間をフジの花のかんざしをつけた巫女さんが
通り過ぎていく… なんて最高のシチュエーションですが、
巫女さんの撮影はだめですよ。
その後は青モミジに囲まれた「水谷茶屋」で赤い和傘や鹿を
組み合わせて撮影。紅葉の季節も魅力的なスポットです。
奈良公園の中を流れる小さな川沿いを歩きながら、
鮮やかな新緑、そして愛らしい鹿… 撮影を楽しみました。


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