思い出づくり研究所レポート

3人に2人が家族写真を撮らなくなっている高校生の子どもがいる6割の家庭が家族写真を撮っていない

時代が移り、ライフスタイルが変わっていくにつれて、家族のあり方も変わってきました。 夫婦で共働きする家庭が増え、子どもも塾や部活動に大忙し。食事をともにしないことも増え、家族でコミュニケーションをとる機会が減ってきています。話す機会がなければ、家族との思い出も思い起こされることがなく、忘れていってしまいます。

今回は家族写真について調べてみました。

社会人でも家族写真を撮っている人は3人に1人

家族で撮った写真について調査したところ、「社会人になっても撮っている」と答えている人は3人に1人にとどまりました。逆に6割近くの家庭が、子どもが高校に入るころには家族写真を撮らなくなっています。

子どもが中学校や高校に入ると、部活動や学習塾などに時間をとられるようになるので、家族みんなで何かをする機会は減っていきます。そのため、写真を撮ることも減っていくのでしょう。

この調査結果を見ると、子どもが高校生や大学生になってから家族写真を撮らなくなった、という人はほとんどいませんでした。子どもが高校生になっても家族写真を撮る習慣があれば、そのあとも撮り続けている家庭が大半のようです。