思い出づくり研究所について

思い出づくり研究所とは?

思い出づくり研究所は、“過去の記憶”としての思い出だけではなく、“明るい未来づくり”に貢献するための思い出の残し方について、調査・分析・考察しています。そして、思い出の重要性について社会へ情報を発信しています。

思い出づくり研究所は、「すべての人を、写真の未来へ。」をスローガンに、「人のきずな」と「思い出」を創造する研究所として、日本のイメージコミュニケーション文化の変革を通じて社会貢献すべく努力しています。昨今、共働き夫婦の増加や不況による家族の旅行(余暇)の減少など、“家族の関係性の希薄化”が進んできています。思い出づくり研究所は、「思い出づくり」の大切さを社会へ情報発信することが、明るい未来づくりを応援することになると考え、研究所を発足しました。

現在私は、早稲田大学の創造理工学部で、経営工学の研究をしています。その中で、「思い出」のような、数量的には測りにくい商品に、どのような可能性があるかを探っています。思い出を残す上で、写真には、身近で手間がかからないという大きなメリットがあります。これから写真や思い出をどのように社会に活かせるか、日々期待に目を輝かせながら、研究に打ち込んでいます。
忙しい日々の中では、日頃から意識して写真を撮らないと、あっという間に過ぎ去ってしまいます。そんな毎日を記録することは、自分を立ち止まって振り返るきっかけになります。自分がどのように成長したか。どんなことを考えて生きてきたか。これからの生き方を考えていく上で、道具として思い出を活用することは、私たちの人生をより充実してものにしてくれるでしょう。
この研究が実りあるものになり、多くの人生を豊かにすることを願っています。
引き続き皆様のご支援を、心よりお願い申し上げます。

思い出づくり研究所 大野高裕

所長紹介

大野高裕

早稲田大学創造理工学部教授。
主に経営システム工学を教えている。研究分野は、医療、ファイナンス、マーケティングサイエンス、リアルオプション。研究室では環境マーケティングや環境ビジネスモデルの開発、リアルオプションを用いた経営意思決定モデルの開発を行っている。

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